右手を眺めて

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私は、脳出血の後遺症で右半身不随となり、後にうつ病に陥ってしまった自分の手記を綴り始めた。半身不随とうつ病に向き合うために。 身体障害と精神病。これらを正面から向き合って理解すること。これは私にとって過酷な作業であり、また時には残酷な作業でもある。

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24話

ドルゴルスレン・ダグワドルジという青年が故郷へ帰っていったで。
解離性障害を治すために、故郷モンゴルへと帰っていっただよ。
彼の職業は関取、横綱。所属は高砂部屋。

協会はいろんな注文をつけたみてぇだなぃ。
協会の注文を守るように、付き人が交代で監視するとか・・・
あの人らはドルゴルスレン・ダグワドルジ君の病気を理解してるんんかやぁ?

解離性障害ってのはこんな病気だで。
http://homepage1.nifty.com/eggs/syuhen/kairi.html
「境界例と自己愛の障害からの回復」より
会社でこの病気になったらどうする?
休むわなぁ。休職届けを出して治療に専念するわなぁ。
「ゆっくり休んで治して来いよ」なんて言われて、休ましてもらうわなぁ。
あの協会ってのは、そうゆうとこがねぇだな。

オラァ、ドルゴルスレン・ダグワドルジ君が可哀そうで仕方がねぇだよ。
若いみそらで日本へ来て、頑張って横綱んなって、あにがあっただか病気になって。
彼がどう思ってるだか知らねぇが、オラァ、可哀そうで可哀そうで。

人間、何よりも大事なのは健康だで。
仕事でもねぇ、肩書きでもねぇ、健康な体が一番だでなぁ。
オラァ、言ってやりてぇ。、
「故郷ぉ帰ったら、ゆっくりして、ちゃんと治療に専念するだぞ」
って、言ってやりてぇよ。
「いっぱい頑張ったもんなぁ。ここらでゆっくり休むもいいだねぇかぁ」
って、優しくしてやりたくなっちまう。
相撲関係者で、マスコミ関係者で、彼に優しく言ってやってくれる奴はいねぇだか?
そんなんじゃ、淋しすぎるで。切なすぎるで。

「ドルゴルスレン・ダグワドルジ君、あんたぁよく頑張った。たいしたもんだで。 故郷ぉ帰ったら、父ちゃんにも母ちゃんにも甘えて、ゆっくり養生しれやなぁ。」
posted by たけぱん | Comment(0) | TrackBack(0) | 手記
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