右手を眺めて

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私は、脳出血の後遺症で右半身不随となり、後にうつ病に陥ってしまった自分の手記を綴り始めた。半身不随とうつ病に向き合うために。 身体障害と精神病。これらを正面から向き合って理解すること。これは私にとって過酷な作業であり、また時には残酷な作業でもある。

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手紙2

母さん、分かりますか?僕です。
と言っても、この手紙を母さんはもう読めなくなっているかもしれませんね。
母さんが自分だけの世界に生き始めて、もうどれくらい経つのでしょう。僕の病気の事もおそらく知らないのでしょう。

先日、またあの夢を見ました。潮干狩りの夢です。父さんと母さんと3人で行ったバス旅行の夢です。
僕は母さんのスカートにつかまって、海へ続く道を歩いているのです。先を歩く父さんの背中は力強く、見上げた母さんは優しく綺麗でした。
ただそれだけが印象的に頭に残っています。
あれは現実だったのか、僕の妄想が生み出した夢だったのか、もう確認はできません。でも、そんな幸せな夢を見れることが嬉しくて・・・

母さんは自分だけの世界でどんな夢を見ているのでしょう?
辛かった時代の夢でしょうか、楽しく暮らした時代の夢なのでしょうか。
夢の中、父さんは元気なのでしょうね。僕は・・・相変わらずの我侭息子なのでしょうね。

母さん、僕にはどうしても叶えたい夢があります。
僕が元気になったら、母さんとお墓参りをするんです。母さんも僕も元気だった頃のように、父さんのお墓参りをするんです。
僕が運転する車で、母さんは助手席で・・・

きっと・・・
きっと・・・叶いますよね・・・
この記事へのコメント
超えられない困難は、きっとない。
どれだけ時間がかかっても…。

叶わない夢は、あるかもしれない。
でも、叶うって信じることが大事だよね。

誰かが、そんなこと言ってました(笑。
受け売りですけどぉ(汗。
Posted by 松タカオ at 2008年01月01日 21:21
夢ってのは叶わなくても叶えようとすることが大切なんだね。
Posted by たけぱん at 2008年01月13日 09:26
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